05年6月にNYで起業、兼大学院にて国際ビジネス学科を専攻。夢と元気をニューヨークから発信していくと共に、日々のニューヨークライフを語ります。


by aaandy0221

ひそかな父の哲学

4日間降り続いた雨もやっと落ち着き、今日は久しぶりの晴天となりました。

d0039762_3504633.jpg今回の父のNY滞在では、父が怪我をしたこともあり、お酒を控え、自宅で比較的ゆっくり話をすることができました。父は今年で57歳になり、肉体的にはだいぶ衰えましたが、精神的には年を増すごとにパワフルになり、考えていることには一貫した哲学のようなものを僕は最近感じはじめました。

何か偉大なことを成し遂げることが、「男としての成功」であると若い頃は思います。名誉を得る、仕事で大成功する、投資で一億儲ける等、もちろん若い頃は情熱や好奇心によって「新しい自分の開拓を支える精神」となりますが、一方で過ちや失敗を犯すことを前提としています(おいらはまだまだバリバリよ笑)。父も自分が若い頃にやってきた過ちや面白かった出来事(人一倍面白いおっちゃんなんで)をよく語るようになりましたが、「道徳」的なものを知らないうちに教えられていました。

よく小説などを読んでいると、なんでしょうか、恋愛とか、人間関係とか、幾つになってもおんなじ過ちを犯したりして人生厳しいのぉ~的ストーリーが多く、でもそういう経験話とか聞いたり読んだり、又は自分自身で体験しているうちに、それなりに最初よりはうまくいっていると気がつくことがあります。父から「お金の使い方と道徳心」という面で僕が知らなかった事をここ1年すごく教えられたような気がする。「お金さえあれば何でもできる」、いわゆる資本主義が浸透し、若くしてお金を手に入れられる時代、逆に若いから儲けられるような時代の一面性もある。村上ファンドの代表が「お金を稼ぐ事は悪い事ですか?」という問いかけに国民中が「悪い」といえない。お金の使い方はなかなか難しいから、普通はただ儲かりすぎな人に嫉妬しちゃうよね。僕の答えは「悪くない」です。

d0039762_3515948.jpgこれからも父から学んで生きたい精神はやっぱり一つの道徳でしょう。父は50になってやけに親族や友人の相続問題や家庭問題に親身になって取り組んでいる様子で、一時期僕は結構あほらしい(お金にもならない)~と思っていました。また、彼はしきりに「俺は他に子供なんて絶対に作らねぇ~残した家族に迷惑をかけるだけだー」とか、「家庭と仕事は別だ」とかいいます。僕が日本へ帰ってきたら必ず家族旅行をして、自分の息子・娘とお酒を飲める関係を作って楽しんでいるよう。感情的には好き嫌いがとてもはっきりしており、時に後輩を怒鳴りつけているような話題も出るが、本当に嫌いな人はたぶん悪口もいわないくらいに無視。お金は使いたいように使っているようで、しかしそんなに言うほど使っていない父は「使い方がうまい」といえるのかもしれない。こんな色んな父の一面を見ながら、でも昔の父はもう少し夜遊び好きで悪い面もたくさんあったから、父にとって色んな家族問題を克服してきたのだと思った。

「お金を上手に使いましょう」ってやっぱり考えてみるとあほらしい?大手を振ってそんなこと考えるのはちょっと嫌味?でも心の中ではやっぱり考えない限り本質は変わらない。家族を支える為のお金と責任、仕事はしなきゃいけないけど、自分にあった仕事はお金にならない!?でもニューヨークへ来て、この部分は回答を得た。「好きな仕事はやっぱ楽しい、時間を忘れて仕事できるからそれなりにお金になる」です。家族とは週末ピクニックをして息子と草原を駆け回り、毎月パーティー開いて人と人を繋げ、あとは結構子煩悩な父親になりたい。夜の世界は仕事で重要かつ刺激的だけど、世界を知らないまま遊ぶのと、知ってて遊ぶのとでは、気持ちの持ち方も変わりました。とある一つの書籍で、今、自分が「夢」だと思っていることをすべて書き出すことでこれからの生き方にとってもプラスになると書いてありました。これ、ぜひやってみてください!もし差し支えなければこっそりおしえてください☆(僕も参考になります)
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by aaandy0221 | 2006-08-29 07:47 | 僕について