05年6月にNYで起業、兼大学院にて国際ビジネス学科を専攻。夢と元気をニューヨークから発信していくと共に、日々のニューヨークライフを語ります。


by aaandy0221

アパートメントホテルは安いと思わない

アパートホテル「M New York」もお蔭様で9割の稼働率を達成し、みんなに紹介しすぎたのか(爆)全く泊まれないという感じになりました(笑)。だっていいじゃん!て僕自身が思うので紹介して当たり前ですもん!でも1日でも泊まる価値がある、ここは「泊まる場所」ではなく、「NYを楽しむための、情報とエネルギーを得る場」というものをもっと感じて頂きたいと日々進化を重ねているわけであります。

今はリピーターやNY在住の人の紹介でMに来る人が多く、それが何より正しい滞在場所選びなのかもなぁと思っています。価格、質、快適さ、そんなところを総合で考えてみて、この人だったらここで喜んでくれるから紹介しよう!と思うわけですので。だから、もう野宿してでもNY来たい!って方は元々うちには泊まらないだろうし、ワタクシはリッツカールトンに泊まるザマスと思っている方もMには来ない。しかし、それでも日本人ならば大方、安いけど、最低限ってものを求めてしまう。最低限をそろえて、価格を適正にしたら、まぁ「普通」ってなる。価格はこれで、こんなに楽しいことがたくさんあった!ということがあれば「満足」。1日でも泊まって本当に価値のあるものを感じられる雰囲気があるならば、そこは価格なんて関係ない。

どんなお仕事でもそれは共通ですよね。仕事を作り出す側はどうしても、独りよがりな価値も求めたがるし、損益分岐点を越える設定を最初にする。

100ドル×30日 = 3000
      ×21日 = 2100
      ×15日 = 1500

結構、自分の家の横を貸してできる計算も作れることは作れますが、現場を一度でも経験したことある人ならば、「これが永遠と続くのか・・」という精神的に参っている人も多いのではないでしょうか?最初は楽しいですけど、周りが思っているより仕事としては不完全・片手間になってしまいます。自分1日の仕事量、自分の人生の1時間は何ドルか・・そんなことも現場では考えてしまいます。これは実際に私が体験したことですから。

結果、稼働率に応じて、30日大盛況だったら100ドルでもできるけど、7割だったら120ドル、6割だったら140ドルぐらいの設定にしなければ、「やってもやっても報われない人生」となる。あーこれって経営者的な語りになりますけど、どんなに大きな組織を作っても、この苦労はありますよ!だから安心してくださいってのも変かもしれないけど、どんなにいい人が宿主やっていても、長く続かないという結論になってしまうんでしょう。


僕がここで述べたのは、お客様にとってのホテル選びの指標にとどまらず、ホテルを提供する人・会社側からのサービス価格を照らし合わせてご紹介しました。なぜか?それはこれからあなた自身が、「これなら買いたい!」と思う価値をあなた自身で実感できることと思います。経済学的に言えば「需要」と「供給」。泊まる側からしても、ホテル選びには、安いんじゃなくて「リーズナブル」を選ぶんだと思います。それにはホテルを提供する側も「楽しめる環境」が何よりだと思います。最低限のラテラルサービス(清潔、安全、快適)は高くしていくことが当たり前、そしてそれは日々改善するしかない。そしてその仕事に従事する人は思う存分お客さんと楽しんじゃえばいいんじゃないですか?    

M New York Hotel
相変わらずウェブの更新なってなくてご指摘の皆さんすいません。
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by aaandy0221 | 2006-09-26 02:16 | ホテル運営