05年6月にNYで起業、兼大学院にて国際ビジネス学科を専攻。夢と元気をニューヨークから発信していくと共に、日々のニューヨークライフを語ります。


by aaandy0221

カテゴリ:自己啓発・経営哲学( 31 )

今回は僕のお金に対する非常にシビアな考え方を述べます。大きな力をもつということは大きな責任を伴うことになる、これはお金でも同じです。アメリカの経営哲学が日本人の考えている資本主義的な金と権力による経営でないことを確実に訴えていきたいと思っています。

これは最近、ライブドアの堀江社長を始めとして、旧態依然の日本式経営を壊せー!と改革ムードが高まっているんですが、彼らの理念を書籍で読み、日本国民の反応を見ていると、どうも危なっかしいんです。合法的(自分、ここも本当か!?と疑問あり)に金を株式投資などで動かし、やり方を覚えれば誰でもお金持ちにはなれると思いますが、経営手段(How to make money)はみなさん興味があっても、経営理念やモラル(How to use money)はそんなにないような気がします。皆さんはどう思いますか?経営改革は破壊と創造の両ステップを踏まえなければならないと思います。堀江さんの日本テレビ買収に関しても彼は莫大な利益を得ようとしていますが、人の心も会社の歴史もお金では買えません。日本テレビの株価操作による利益を発展というならば、日本の企業はすべてアメリカ人によって買い取られていまうはずです。この時代を21世紀の経営維新というならば日本の武士である「志」が欲しいですね。幕末の維新志士・大久保利通は志半ばで倒れましたが、国の破壊と創造へのステップを3段階に分けて考えていたリーダーだったんです。この大きな視野が企業経営者にも必要とされている時代だと思うんです。

もう数年前のことになるが、日本が金融ビックバンと呼ばれる改革が起こり(金融の自由化によって、結果的に銀行の資本や会社の経営陣に海外の人が入ったりね)、本格的なグローバル化時代(世界レベルで日本の市場を開放せなあかんこと)へと突入したのは記憶に新しいはず。バブル期は日本だけでも自分の国を養える経済的な力があったのに、バブル(泡)がばしゃーんってはじけちゃったので、海外の力を得ないともうやってけなーいという状態になっちゃいました。日産のCEOカルロス・ゴーン、金融王ゴールドマン・サックス、マイクロソフトのビル・ゲイツをはじめ、多くの資本が日本へ流れ、日本人にとっては「金」による圧力だと思っている方がほとんどだと思います。ただ、その方の多くはアメリカで行っている彼らのボランティア活動やその経営理念を知る機会が全くないはずです。


僕も昔は、石油王ロックフェラーのことを、植民地に入り込み、権力と金で住民を働かせ、莫大な利益を搾取したイメージが強かったんです。アメリカの歴史も権力もクソくらえが多かったです(今でもありますよ)が、よき面と悪き面を最近は考えています。こっちの経営理念では当たり前なボランティア精神である「自分のエネルギーの10%は寄付する」は、キリスト教における「パンを隣人にちぎって分け与える主義」でもあり、その寄付は自分にすべて返ってくることを如実に示しているんです。僕はアメリカでミリオネアと会う機会が少しでもあったら噛り付いてでも彼らの言葉を1つでも聞く信念をもっています。


昔はボランティアをしたり、寄付する人はその人の社会的なイメージアップなんだろ?って考えていました。今は分かりました。「自己満足です」(笑)。この満足感、幸せ感を得る為に人間は一生かけて理想を追い求めるんです。お金が手に入っても満足を満たすものが「寄付」ならば、それはその人の勝手です。いつの世でも、人から「ありがとう」と言われるとすごく嬉しいものです。アメリカのミリオネアの継承者達は一生をかけて帝王学を学びながら、「自分の大きな力を持つ者として、おおきな責任を伴っていること」を自覚し、経営哲学と経営理念を兼ね備えたリーダーとなります。それを怠ればその会社は一代で滅ぶでしょう。


日本にとって今後とるべき道は、経済立て直しはもちろん重要ですが、経営者の育成は重要ですね。インターネットによって簡単に金を稼いだり、情報起業といってむやみに金持ちを増やしたとしても、間違いなく一代と続かないんですから・・・・
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by aaandy0221 | 2005-05-22 04:50 | 自己啓発・経営哲学