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05年6月にNYで起業、兼大学院にて国際ビジネス学科を専攻。夢と元気をニューヨークから発信していくと共に、日々のニューヨークライフを語ります。


by aaandy0221
長年当ブログをご愛顧頂きありがとうございました。

ニューヨーク留学放浪記第2章~続きは2章にて~

当ブログは2005年5月より2006年12月まで、約1年半、月12本程の起業体験コラムを書いてまいりました。そして、今月をもって当サイトを閉鎖することを決めました。ANDYにとっての閉鎖とは何か?それは新しい挑戦への始まりに他ありません。

2006年12月をもって当ブログ終了_d0039762_1428437.jpg当ブログは、起業家としての始まり、学生業(大学院)と兼業しながら、経営者としての苦悩、失敗談、努力譚を紹介してきました。思えば、2005年1月、今から2年前にニューヨークでアパートホテル企画構想が始まり、20枚の自作企画書は、何度も書き直されながら一つの形になりました。パートナーと出会い、叱咤激励を受けながらも縁は縁を結び、会社設立を果たしたのが05年6月。


2006年12月をもって当ブログ終了_d0039762_14292386.jpg「夢と希望を与えられるようなホテル」という「M New York」のコンセプトは、今月12月にオープンした「M New York3号店」とそのスタッフに受け継がれました。

2年という月日の中で会社は人間と同じく成長し、ホテルとしてのサービス、機能性、安全性は驚くべき進化を遂げました。これは私自身もびっくりです!赤ちゃんのように何も動かなかったホテルが、2本足で歩けるようになり、頭もどんどんよくなっていくんです。すごいでしょ?このブログを読んでくださった方に、一人でも多くの方に来てほしいと思います。大きなホテルにはない、NYらしさ、安心感を感じるというお客さんもいますが、他の滞在先とは比較にならない「一度宿泊したらもう一度来たいと思えるホテル」、まさにスタッフが目指しているものだと言っています。


私自身は、07年5月に大学院を卒業する予定です。100の仕事をした後は、1000の仕事がしたくなる?ある意味YESです。しかし、100の仕事をしている中で得たもの、NYで活躍する経営者仲間、マスコミ関係(兵藤ゆきさんとも会えました)、そして人間としての成長。次のスタートは1からではなく、間違いなく300ぐらいからスタートです。今後、NYで学生会を立ち上げる関係上、私はもうひと働きします。パーティーを主催したり、友人のパーティーに参加したりして、ネットワークを繋げることも、次のステップにすべて必要なことです。

「起業」は降ってくるものではなく1から少しずつ積み上げていくもの、若者が抱く起業への幻想と現実は、この2年間のブログに私なりに収めてきたつもりです。あなたにとっての起業に少しでも参考になれば幸いです。

このブログに関するご意見、ご感想などもまたお聞かせください。
# by aaandy0221 | 2006-12-14 14:34 | 僕について

将来必須理論

なかなかブログ更新できませんが、いつも来てくださりありがとうございます。

なんせ26歳になろうかという私が未だ学生しているのですから、教育投資への期待に応えなければぱっぱらぱ~のレッテルを貼られてしまいます(汗)。期末テストも残り2教科。1つはMBAファイナンスで、もう一つは国際貿易学。いまいちANDYはこの期に及んで何を勉強しとるっつーの?という疑問が皆さん(僕の親も)あるようなので、少し面白い解釈で答えてみたいと思います!

将来必須理論_d0039762_1821594.jpg先日ですね、飲みの席で日本人女性とアメリカ人カップルの人が将来について話し合っていたんですよ。将来その女性は会計士の資格CPAを取るために大学に通っており、彼氏と結婚はしたいものの、中途半端に勉強をするだけならお金の無駄だと思うし、彼にはご両親から少しお金を借りているのでそれもいくらか分からないけど返さなければいけないという状態。(みなさんも勉強したいけど、お金ないと困っていませんか?)

やっぱりお金を今はためておくべきか?という問いに対して、まるっきりお金を貯めることにはNOと言います。

やっぱANDYならポジティブに何でも挑戦するという方向性でいきます!

今の収入をただ貯蓄し続けることは、一見お金が溜まるようで、しかし永遠に同じ額だとしたら人生必ず嫌になる。今の収入の一部(50)をCPA資格取得の為に費やすことは、受かったら(100)を得て、失敗したら(-50)か?答えは、1年後、2年後、勉強した後のあなたの視野と、将来への可能性に比例するので、現在勉強するだけでも30、40の現在価値があるんです!

例えば、現在1の英語の力を持っていて、活かせば1,5の力を発揮し、活かせなければ0.8。
実際、英語の勉強をして2の力を得た時、活かせば2.8の力を発揮し、活かせなければ1.6だとする。

今の1の力で考えれば、まぁ今のままでも成功すれば1.5だしな~と考えるか、ここで勉強をしなおして、最低でも1.6(現在の成功よりも高い)、活かせば2.6を得ようと思える。これが可能性をツリー形式であらわした、「Decision Tree」と言います。こんなMBA原理が投資・株はおろか、人間の価値まで理論的に測ってしまうのですから怖いものです(爆)

将来必須理論_d0039762_18212122.jpg先ほどのカップルの問題に戻りますが、僕だったら、今の返済額を明確にし、今後将来何をしたいのか希望を持つこと!まだ若いし、可能性もあるのだから、親は頼れるうちに頼るべきだ(笑)。1、まず、勉強しながら返済できる分を親に相談し、自分自身の未来に責任を持つこと。2、将来に対する不安を消すため、しっかりいくら授業料がかかって、いくらご両親にお金を借りるのか、また10年、20年という長い目で考えることも重要。3、いますぐ大きなものを返せるはずもなく、今だけを見つめたら、そんな額を返せないと諦めてしまうので、理論的にも自分自身の人間価値を高めることが先決。

人はあたかも株やギャンブルで一発儲けをし、起業で大成功することが、空から降ってきた幸運のように思うけど、自分に扱えないほどのおおきなものは、結局身分不相応なのでしょう。これは私にも言えることですが、大きなものをいきなり手にしたいと思いませんし、扱えるようになった時には、失敗する確立も一気に減ります。

たぶんね、たぶんあたっていると思う(爆)けど、成功は必然なのだと思う。たぶん頭のいい人ならDecision Treeを使いこなして、失敗しないのだろうな。今の私はまだまだ自分の将来一つ迷っているわけだから、あと何段階Decision Tree を踏めばよいのだろう。
# by aaandy0221 | 2006-12-12 18:18 | NYの話題

落ち込んだ時

月日が経つのは早いもので、もう師走ですね。
学生達は期末テスト、社会人は飲み会忘年会、主婦達はセール品を買い漁る(笑

落ち込んだ時_d0039762_5373717.jpgニューヨークでは店頭に色鮮やかなクリスマス装飾が置かれ、ロックフェラーセンターではクリスマスツリーが点灯され、街中至るところでクリスマスミュージックが流れ、人間とは、こうも感情で楽しめる生き物なのだなと不思議に思うのです(笑)。でもね、さすがニューヨーカーだと思うのは、どんな有名なショップであれ、毎年同じクリスマスの装飾品を使うこと。だいぶ黒ずんでいるんだけどなぁ・・と誰しもが思うはずだけど、清潔観念の違いは文化常識の違いとでもいうのでしょうか、ちょっと笑ってしまいます。

最近、友人がちょっと落ち込んでいるのを聞いて、私自身も昔はよく落ち込んでいましたが、今思っていることがあるので少し書いてみようと思います。それはね、「落ち込むこと」は、物事をごくネガティブな部分ですべて捉えちゃっているということです。人間はどんな環境に置かれても悩む生き物で、人間関係も、勉学も、日常生活も、誰が見てもBESTはなく、自分にとってもBESTが分からないから悩む。私の意見においても、「いいね!」って言ってくれる人もいれば、「口先だよ」って言う人がいる。自分の調子がいまいちよくない時は、無理に悪評を悩みすぎる必要はないのだと思う。悩んでいる時は、「彼らは彼らの生き方!」と自分を大切にしてムードを回復させ、自分の意思が固まった時に彼らに話す。悩んでいる状態で話すとさらにややこしい事態になるので、楽しいことをいっぱいする。そうするとね、楽しい気分になった状態で、悩んでいた部分を相手に話した時、素直に自分の口から「ごめんね」と言えたり、相手からも「分かっているよ」って言われると思う。

落ち込んだ時_d0039762_5394710.jpg人生さ、パートナーや友人次第でほんと変わる。頼りないパートナー、頼りになるパートナー、どちらを選んでも人は幸せになれると思う。ただ、金銭的であったり、精神的であったり、仕事的に、将来の道が変わってくるのは事実。でも間違いだと言われる筋ないんだよね~。お金に苦しくなって嫁が働くのは不幸か?旦那が成功し、さらに出世する嫁は見苦しいか?(クリントン前大統領とヒラリー婦人)、でも彼らが幸せならば間違いではないのだろう。ただ、幸せと思いつつも、この人ともし結婚していたらこういった人生が・・ってありえちゃうから、恋愛は気をつけたい(爆)。自分の夢を叶えるのも、結果的に諦めざるを得ないのも、恋愛しちゃうと盲目になるから・・。あ、でもさ、ダメ男が好き~って言う人もいるわけだしさ、敢えてダメ男になる時があってもよいのかもしれない(←なぜか心が揺れている爆)
# by aaandy0221 | 2006-12-05 05:32 | 僕について

Thanks Giving Party

前回の話から少し離れ、今回はThanks Giving Party報告です。

私の大学院が一段落つき、母も英語の勉強の中休みということで、Thanks Givingパーティーを開きました。うちのパーティー常連組は海外旅行や郊外へ出て行ってしまっていたので、今回は趣向を変え、「母と会うと面白そうと思える方々」を呼んでみました。(それでもまだまだ呼びたい人いましたけど・・)

Thanks Giving Party_d0039762_4281495.jpgNYの日本人達は業種は違えど、みんな本当に頑張っています。ダンサー、ヘアーアーティスト、学生、社会人、実業家と、年齢層は20代~40代まで15人程集まって、うちのあんなに狭い部屋でもみくちゃになりながら一夜を共にしました。「気持ちのいい人達」と、私のパーティーの師匠・Yさんは呼んでいましたが、まさにそう思える人達が集まれば自然とよい雰囲気になります。いつも私の師の話をしてしまうのですが、彼女は世界レベルで大使や実業家や芸能人を集められてしまう方です。彼女のホムパスタイルは、「自分も楽しむ」。子育てを終えた一主婦が、海外を飛び回り、今や国連の仕事を受け持ち、エネルギーが常に満ち溢れている人です。何かしてやる!と意気込む気持ちもあるかとは思いますが、いくつになっても学び続けばよいと思います。

Thanks Giving Party_d0039762_4285246.jpg「気持ちのいい人」と定義してみましたが、やっぱみんなに分かりやすく説明します。私が思う「気持ちのいい人」は、「他人の悪口を周りに言わない」、「常にやりたいことに対してポジティブ」、「どんな人と会ってもその人のよい所を見つめて学ぶ」と3つほどあげてみました。Yさん曰く、「何歳になっても、政治家でも、社長でも、気持ちのよくない人はたくさんいる。要は、その人が偉いとか、有名だからとかは関係なく、自分の思う「きもちのいい人を見つける」ことが楽しみ」だそうです。

Thanks Giving Party_d0039762_4321046.jpg私の友人の中には一癖も二癖もある人がたくさんいます。時に、周りが少し受け入れにくいタイプの人も仲良くしています。その方々は、突出すべき才能があり、自分のマインドとは正反対ながらも、世の中の明暗を切り抜けられるタッグが組める人と思っています。自己主張が激しい、論破好き、かっこいい外見など、そういう特殊なスキルや姿を持った人達がポジティブに動き出すと、ほんとすごい。周りからは少しアピールしすぎとは思われるけれど、彼らの助けがあればこそ、私もメディアや雑誌関係の人と知り合うことができるのですから。

持ちつもたれつ、友人の性格を一つ一つ見つめなおせば、必ず自分の助けになってくれると思います。
# by aaandy0221 | 2006-11-28 04:27 | NYの話題
こう題してみると、今、多くの日本人(社会人・フリーター・主婦)が「もう一度人生をやりなおしたい~」と思っている多くの不安に、少しながら自分の経験が生かせるのではないかと思って今後長期的に書いてみたいものがある。

「大学卒業後からのアメリカ留学」
アメリカ留学のポジティブ面
1、英語がしゃべれれば人生が変わる!
2、留学して新しい自分を見つけてみたい!
3、平凡なサラリーマン生活から抜け出したい!
4、自分だって人とは違う所を自慢したい!
5、キャリアアップ

アメリカ留学のネガティブ面
1、日本にいても就職できないから海外へ
2、留学すれば漠然と新しい自分が見つかるかも・・
3、日本の社会閉鎖的で嫌い
4、いつまで経っても自分の能力が認められない
5、学歴コンプレックス

こういう今のあなたの年齢・性別・仕事状況などを考えてみれば、必ずアメリカ留学はこんなイメージが頭に浮かぶと思う。私、ANDYは、大学卒業後22歳で渡米、就職未経験、普通の大学、経済学部(文系)。自分の周りが普通に就職していく中で、就職をせず、親から学費を受け取りアメリカへ単身留学、英語はもちろんできない状態。

普通に日本で過ごせば何の特徴もない一人の青年が、ニューヨークで成長していくまでにどんな経緯があったのか?決して、はじめからANDYが能力の高い人物であったと誰もが思うはずもなく、そして巷がイメージするほど、実際の彼は突出した能力をもっていないのも事実である。留学してから3年、自分への評価を皆さんの前で書くことに対し、「どうすればこういう結果(人生の道程)となったのか?」を考え、またこのブログを読んでくださる方にとって、「どこを研究してみたいか」、「どこを比較してみたいか」を掴みとって頂いた時、私のブログは一方通行なストーリーでなくなると思います。そう、たぶん人間の成長という意味で、「この人は天性の才能がある」という観念を取り払って、ANDYのこういう部分はダメだけど、ここはすごくタメになるというざっくばらんな評価で読んでくださればとてもすんなり声が届くと思います。


1、「大学を卒業したら就職するという日本の常識」

日本の就職ストーリー

では、私はこのような留学経験を通して、就職に有利になったか?答えはNO。自立心、学生経験、クリエイティブ力、特殊スキル、こういった条件は会社によって求められる人材は異なり、広く浅くな私のケースの場合は条件が限られる。金融業界が、エリートで、コミュニケーション能力が高く、特殊スキルを持っている人が「一番価値の高い人間」と判断した時、無駄に自立心の強い経営職タイプの人間は必要ないと思われる。結論として、やっぱ自分のできることには限界があって、自信のあるものはやっぱ強い!

そう、結果、私が起業をし、周りが評価するものはキャラクター性ではないか。そして私自身が一番生きやすいと思える「人とおしゃべりをする仕事」が、周りの評価と一致して、初めて「+」の要因になるのだろう(ホテル業)。逆に「-」になるケースとして、「俺はこれが上手」、「俺はコミュニケーション上手だ」と思いながら、周りの評価が「そうじゃないよ」という結果を出しながらも、なお「それでも俺はコミュニケーションうまいだろ!」と自慢げに話し始めた時、恐ろしいほど「-」にすべての物事が動き始めるのだ。

「1の結論」-「人の自分への悪い評価は、自分を変える最大のチャンス」
悪口を言った人でさえ、最終的に味方になってしまう最強の法則ではないかと思います。私のビジネスの先輩K氏は「トラブルは最大のチャンス」とおっしゃりました。迅速に、紳士に問題を受け止めることで、クレームを受けたお客様こそ最大の味方になりえるということです。
# by aaandy0221 | 2006-11-27 11:47 | 僕について