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05年6月にNYで起業、兼大学院にて国際ビジネス学科を専攻。夢と元気をニューヨークから発信していくと共に、日々のニューヨークライフを語ります。


by aaandy0221

学生でもできる社交界入門(笑)

どうすればアメリカで個性的なお仕事をしている人たちと会う事ができるのですか?という究極の質問をされることがよくある。このブログでは変に僕の謙遜している様子など誰も聞きたくはないとは思うので、ぶっちゃけ、僕自身を研究対象として、「学生でもできる社交界入門の仕方!?」を今回検証してみよう。(社交界ってより、パーティーに参加することです。(笑))

誰だって自分の思う「成功」への道を目指して日々歩んでいる。それが仕事での成功であったり、人生のパートナー探しであったり、学歴と思う人もいるだろう。「成功は一夜にしてならず」をはじめに僕は言いたい。僕のブログも一夜にして「仕事で成功しました!」と言ってしまえば物語として面白くない(笑)。成功者になった後に過去を振り返るストーリーは巷に出回っているが、成功もしていないのに将来成功します!と言ってブログを始めている人はいないだろう(爆)。アメリカで個性的なお仕事をしている人たちは皆、無名時代に積み重ねてきた経験を下に成功しているので、僕の苦労話をすると面白がってくれる。「ギャンブルのような人生は逆に人生物語としては美しくないのだ」(笑)

個性的なお仕事をしている人達と仲良くするには基本的な僕のスタイルがある。それが「先人に学ぶ哲学」を黙って聞くことです。これは僕がインタビューアーの仕事を一方でこなしてきた経験でもあり、仕事経験はなにも実体験だけでなく、聞くことが経験というのも重要なのではないでしょうか?

先人に学ぶ哲学
しっかり相手のお話を聞けるか聞けないかがすべてです。皆さんも考えてみてください。「あ~次もこの人と話がしたい」と思う人は、しっかり自分の話を聞いてくれて、理解してくれて、反応してくれる人ですよね。どんな大企業の経営者であろうが、芸術家、政治家であろうが、根本はこれ!!もちろん経験がある人になればなるほど、仕事で成功している人も多いし、話も奥が深い。奥が深い話をたくさん聞くことが年齢以上に知識を蓄える源となります。

例として、僕自身のアメリカで会ってきた方々を羅列するのは好きじゃないが、国連・大使館・領事関係の人にはよく会いました。日本で有名な芸術家やアーティストにも数多く会いましたし、ビジネスの最前線で戦う企業戦士ともよく酒を酌み交わしました。現在一緒にお仕事をしているパートナーは楽天の三木谷さんや青年実業家軍団のお話をよく聞かせてくれます。将来、そういう表舞台に立つ前にその現場を伝えてくれる人から学ぶ姿勢が重要です。自分で言うのは恥ずかしいですが、将来そういう立場になれるかなぁと思っているだけでは始まりません。自分はそうなるから、その前に予習をしとかないと・・って思わないと勉強できませんよね?人生の教科書があるとするならば、復習ばっかしてては先へ進めません。予習をして、授業をしっかり効率よく聞かないと遅いんです!ここで注意は、予習していないのにいきなり授業に参加しない事です。先生としても、「な~んだ、こいつ俺のいうことわかんないじゃん!」って落胆しますし、これがビジネスの最前線だったらこいつに教えている暇なんてない!と切られます。

先日のパーティーで面白かった話を少し紹介します。「どんな業種でもビジネス感覚こそが成功する秘訣!!」と写真家30年の大家T氏はおっしゃっておりました。日本人写真家として世界で活躍する5本指に入る彼には芸術家と同時にビジネスマンとしての姿がありました。「私の仕事には世界中の企業が自分の作品を買いたいと言ってきます。ただ、自分のところにやってくる営業マンにはそれぞれ役職があるものの、本当に自分の作品を採用する決定権のある人にしか仕事の話はできません。」これにはかなり人を見る力と、ビジネス構造、そして自分もビジネスマンでなければ駆け引きができないでしょう。ある時、営業マンが彼の商品が高いと言って、他の写真家のところへ去り、結局その代わりの腕が悪くてその交渉どころか、営業マン自身が首を切られたといいます。そして最終的に自分のクライアントへ戻ってきたそうです。要は、自分の作品の値段がいくらなのか市場をしっかり見極めた彼の判断力、決して値下げせず、営業マンの実力も見て交渉する力はビジネスマンとしての一面です。

パーティーでこのようなお仕事をしている方々と付き合っていくのは、学校=勉強の学生は絶対無理だと僕は信じています。学生の皆さんは、来るべくグローバル社会でのパーティーやビジネスに備え、こういった知識や情報を仕入れるのはどうでしょうか?
by aaandy0221 | 2006-01-17 15:26 | 僕について