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05年6月にNYで起業、兼大学院にて国際ビジネス学科を専攻。夢と元気をニューヨークから発信していくと共に、日々のニューヨークライフを語ります。


by aaandy0221

「ユダヤ人大富豪の教え」

「ユダヤ人大富豪の教え」_d0039762_1082563.jpg先日パーティーで知り合った冒険写真家のYさんから面白い本を紹介してもらったので、ここで改めて僕からも紹介してみようと思う。「ユダヤ人大富豪の教え」は日本でベストセラーとなっているようだが、著書は夢物語を書いているように感じる人がたくさんいるであろうと思う。だが夢は目標と捉えて、現実的に目標を達成するためのステップを描き出す!という信念をもっているならば、必ず力になるはず。縁あってこのブログを読んでくださっている方々に、このブログを読んで共感してくれる人ならばこの本は必ず満足していただける!と思って紹介します。

本書は副題で「幸せな金持ちになる17の秘訣」とあり、一見、巷によくあるようなお金持ちになるための啓蒙書と捉えがちだが、本質は絶対的な私達の価値観や社会観を問う、画期的な筆者の体験本だ「自分を知り、大好きなことをやる」、これは私達が生きていく中で重要なことであり、幸せを感じる一番の近道。僕も少なからず、会社を運営している中で大好きなことができる喜びがあるからこそ無償の努力が幸せに感じる。

改めて僕は今考えている。

僕が好きな事。それは人とお話したり、サービスしたりして楽しい時間を共有することだ。それは僕がMホテルのオーナー(リンク)をしていた時に、新しいサービスを開発したり、お客さんと夢を語りあったり、ニューヨークの魅力を共有したりすることである。最近では、そのサービス自身が仕事になる観光業やビジネスサポート業も楽しくなり、2倍クソ忙しかったけどとことんできて幸せを感じた。

また、このブログで正式に報告するのは始めてですが、僕自身は5月一杯でMホテルのオーナー職を退きました。現在はそのサービス精神と運営基盤を引き継いで2号店を僕よりはるかに上手に経営しています。経営は立ち上げ時メンバーが、4月より2号店と引継業務をはじめ、2号店はもっともっとアイディアの詰まった快適でよいホテルです。

ここで僕自身を正当化もしたくないし、かっこよく見せたいという気持ちもないので言ってしまえば、オーナー職と経営職をしながら学生をするのが辛いからホテルのオーナー職から退きました。精神的に何十倍も考える事が多くなり、肉体的時間的に満足のいく経営ができなければ逆にミスも多くなり、スタッフだけでなく、お客さんにとっても失礼だったからです。だからホテルのオーナー引継ぎをお願いしたのです。このブログは会社の立ち上げとホテル運営を通して、自分が仕事をしていく中での成長を書こうと思って続けてきました。3月には、とある経営者とお会いして、「経営の勉強」と言いながら実際の仕事を行っていくのは限界があるとも指摘されました。たとえ地盤を支えてくれるコンサルタントがいるとしても、代表である自分が「勉強」と口に出してしまうのはプロじゃないからです。誰でも最初は「勉強&経験」を通さねば、経営者のプロとしてやっていけないが、でも形的にいうべきじゃないという見方もありました。

現在、ブログを続けようかどうかは正直迷っています。

ただ、一介の経営者が、1年間の仕事経験を通して見えてきたものを書くのは一興かもしれません。話を戻しますが、「ユダヤ人大富豪の教え」を紹介したのは、自分がやってみたいものをもっと極めてみたいと思ったからです。今から簿記や資格を取ろうなんて思わない。自分の大好きな接客やサービス、アイディアを生かした幸せをもっと掴みたいと思う。旅をしながら感性を養い、写真を撮って表現力を高め、人との会話を通してプレゼンテーション力をもっとあげて、自由人として最高の幸せを掴んでみたいかな。

つまり新しい出発でしょう。
by aaandy0221 | 2006-06-26 10:10 | 自己啓発・経営哲学